『ブランケット症候群』って知っていますか?
『ライナスの毛布』『安心毛布』とも言われています。
ライナスみたいでかわいい♡って思ってたけど、『ブランケット症候群』っていう呼び方があること知らなかった!
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ブランケット症候群ってなに?
『ブランケット症候群』の『ブランケット』とは、英語で『毛布』のこと。
スヌーピーで有名なマンガ『ピーナッツ』の登場人物の一人であるライナスの、毛布への固執から名付けられています。
『ライナス症候群』ともいわれています。
ライナス・ヴァン・ペルト(Linus Van Pelt)について
ライナス(Linus)は、漫画「ピーナッツ」とアニメ「スヌーピーとチャーリー・ブラウン」の主人公であるチャーリー・ブラウンの親友として登場しています。
ライナスはいつも『安心毛布』を持ち歩いて、片時も毛布を離しません。
ちょっとでも毛布を取り上げられるとパニックを起こしてしまうのです。
ブランケット症候群/ライナス症候群
ライナスのように、常に特定の物を持っていないと、精神的に落ち着かない状態になったり、眠れなくなってしまったりする症状があることを『ブランケット症候群』または『ライナス症候群』と呼ぶようになりました。
固執するものは、毛布でなくても、枕やタオルケットなどでも同じです。
心理学では正式な呼び名として、こうしたお気に入りの毛布のことを『安心毛布』と呼びます。
ブランケット症候群の原因
- ママのおっぱいから離れる時の、精神的な負担を軽減するために、その移行対象としてブランケットを持つと言われている
- なんらかの不安状況から自己を守るために一定の物に対して執着・愛着を持ち、常に触っていたりして不安を解消する
- 幼少期のトラウマ的な事や、寂しかった気持ちの表れ
やめさせるべき?治療法は?
安心毛布については、おしゃぶり同様、依存性をなくすために早い段階でやめさせるべき、という意見と、本人が納得するまで持たせるという意見があり、対応が分かれているようです。
日常生活に支障をきたすほどひどいものであれば、病院で相談するなどしてもいいですが、そもそもブランケット症候群とは病気なのでしょうか?
ブランケット症候群は子供の成長過程ではよくあることです。
小さな頃は精神の安定を保つために毛布やぬいぐるみを持つことが多くあるのではないでしょうか。
こういった場合のブランケット症候群は病気ではなく、子供が成長するために通る1つの過程として考えて良いと私は思います。
ブランケット症候群…わが家の場合
わが家のレモンくんの場合は、たしかに常に毛布を持ち歩いているのですが、それがないと不安…というより、毛布を持っていると超幸せ~という感じの微笑みを浮かべているので、『大好きでたまらない毛布』と位置付けて、心配しないことにします!
眠たいときは、毛布を優しくさわさわしながら極上の微笑みを浮かべながら寝ていくので、彼にとっては『幸せアイテム』なのでしょう。
子育てをしていると、いろいろな情報についつい心配の気持ちが大きくなってしまうことがよくありますが、あまり不安にならずに『どうしたら楽しくできるかな』という方向に気持ちをむけると日々楽しく過ごせると思っています。
実は、こどもとべったり過ごせる子育て期間って思っているより短いんですよね。
今を精一杯楽しみましょうね。