今回は、リフレーミングについてのお話です♡
なになに?なんのお話?
じゃなかった!!
ゴトルくん、積極的ね♡
Contents
リフレーミングとは?
リフレーミングとは、英語で書くと「reframing」。
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を、枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指します。
リフレーミングに関する有名なたとえ話があります。
コップに水が半分入っている時。
「半分しか入っていない」というフレームと「半分も入っている」というフレームでは物事の感じ方が違ってきます。
「半分しか入っていない」というフレームでは、不満や不足を感じます。
「半分も入っている」というフレームでは、満足や喜びを感じることができます。
このように、同じ出来事でもフレームを変えるだけで、物事の感じ方を変えることができるのです。
リフレーミングは、心理学療法などに効果的に使われていて、学校で取り入れたり、ビジネスシーンにおいても有効に使われています。
ネガティブに感じてしまうことがあっても、リフレーミング効果を上手に使えるようになれば、人生をポジティブに変えることができるのです。
リフレーミングの例
では、リフレーミングにはどんなものがあるのでしょうか?
どんな風にリフレーミングすればよいのでしょうか?
冒頭であった、私とゴトルくんのやりとりも、まさにリフレーミングです。
ゴトルくんは、まわりのやっていることにすぐに反応する性格です。
それを「せっかち」と言ってしまうと、なんだかいい意味じゃないみたい。
(否定的なニュアンスになる)
でも「せっかち」を「積極的」と言い換えてみると、なんだかポジティブになりました!
(肯定的なニュアンスになる)
ほかにも、ゴトルくんは「なんにでも首をつっこんでくる」ところがあるのですが…
それは「好奇心旺盛」なのです♡w
このようにリフレーミングを使うと、ネガティブ → ポジティブに変えることができます。
チャレンジして失敗したとき → チャレンジしたことにフォーカス
何かを目指してチャレンジしたとき、失敗してしまえば、誰もが落ち込んでしまいます。
「やっちまった…」
「なんで失敗したんだろう。」
「自分ってダメだなぁ」
「行動している証拠だね!」
「やらなかった後悔より、やって後悔の方が価値があるよ。よくチャレンジしたね!」
「同じ失敗はしないぞ。次はどんなふうにやってみようか。」
チャレンジしたことにフォーカスして、失敗を糧に次は成功できるようにさらなるチャレンジにつなげましょう。
否定や批判を受けた時 → 違う視点を探すチャンス
生きていれば、必ず誰かから否定されたり、批判されたりということがあります。
完璧な人間はいないので、否定や批判を避けることはできないのです。
「あなたって気が利かないよね。」
「なんでこんなこともできないの?」
その人の立場になってみるチャンス!
「気が利かない」→「マイペースでおおらか」
「なんでそんな言い方するんだろう…」→「思った事をはっきり言う人だな。」
言われた言葉をリフレーミングしてポジティブに変えてみたり、言った相手に対してこちらが思った感情さえもリフレーミングして、違う視点を探してみましょう。
マイナス思考 → プラス思考
「物事は表裏一体」
「短所は長所」
どんな言葉も、見方次第で違う意味にすることができます。
「怒りっぽいね」→「感情が豊かだね」
「言い方がきつい」→「素直で正直だね」
「心配性」→「リスクマネジメントができるね」
「自信がない」→「謙虚だね」
「自信家」→「ぶれない芯があるね」
「優柔不断」→「慎重だね」
「頑固」→「意志が固いね」
「融通が利かない」→「予定通りこなすのが得意だね」
「神経質」→「細やかなところまで気を配れるね」
「人の気持ちを考えるのが苦手」→「マイペースだね」
「リフレーミング」という言葉を知ったその時から、すべての物事を自分にとってポジティブなプラス思考の言葉に変換して受け取るようにしましょう。
こはくさんちのリフレーミング
普段、私が3兄弟に対してよく言ってしまう言葉をリフレーミングしてみました!
リフレーミングの例:長男ゴトル
まわりのことにすぐ首をつっこんで、
空気読まないし、おしゃべりだし、調子がいいよね。
好奇心旺盛で、まわりのことにすぐ気がついて、自分らしさをもってたくさん発言できて、愛想がよくていいね!
ゲームをしながらでもこちらの会話を聞いていて、口をはさんでくる長男ゴトルくん。
集中力が散漫な気がするし、おしゃべりだな~と思っていました。
リフレーミングしてみて、何かしていてもこちらの様子に気がつくという事は、逆に気が利くということか!と今まで気付いていなかった長所に感心しました。
リフレーミングの例:次男リンゴ
声が大きくて、いつもうるさいなぁ。
動きが荒々しくて、乱暴だよね。
声が大きくて、いつも明るいね。
物怖じしなくて、思い切りがよくて元気だね!
次男リンゴくんは、3兄弟の中で一番うるさくて元気があって絶えず動き回っています。
私や弟に対してすぐに手を出してくるので、私は怒ってばかりの日々。
わりと育てやすいと感じていた長男くんに比べると、困ったちゃんだな、と思っていました。
リフレーミングしてみると、男の子らしい元気な性格なんだな、と思えました。
リフレーミングの例:三男レモン
おっとりしてて、甘えん坊だね。
頑固なところもあって、しつこくこだわったりするね。
マイペースで、人懐っこいね。
信念をもって、徹底的に物事に取り組んで、最後までやり通すね!
可愛い愛されキャラの三男レモンくんですが、たまにものすごく頑固。
なにかがほしくて「ちょうだい」を言いだすと、願望が叶うまで「ちょうだい」を言うのをやめません。
しかも、真顔で淡々と繰り返すのです。
よく「しつこいな~(苦笑)」と根負けしていたのですが、そうか!やり遂げる力はすごいんだ!w
いかがでしたか?
ちょっと強引な気がしなくもないけど…w
言いたいことの内容は同じでも、言い方を変えるだけで印象がガラリと変わりました。
人になにか伝えるときも、自分の言葉をもう一度繰り返してみてください。
もしもネガティブに受け取れてしまう表現があったら、リフレーミングをしてみてください。
「おっ!なんかいいこと言われてる♪」と思える表現になっていたら、リフレーミング成功♡
まとめ
リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を、枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指します。
どんな言葉も、見方を変えれば違う言葉になります。
投げかけられた言葉を、ネガティブなマイナス思考で受け取るのか?
ポジティブなプラス思考で受け取るのか?
自分の人生をわざわざ暗くしてしまう必要なんてありません。
自分の受け取り方次第で、人生はポジティブに変わるのです。
そして、子どもに対して、日々どんな言葉かけをするのか?
あなたが発するその言葉は、ネガティブなマイナス思考になっていませんか?
ポジティブなプラス思考なものになっていますか?
子どもに言葉かけをするときは、とくに気を付けたいですね。
大事な子どもへの言葉かけ。
子どもが最初からポジティブに受け取れる言葉をかけてあげたいですね。
実は、私自身は「コップの水はもう半分しか…」と思ってしまうタイプ(汗)。
これからは「リフレーミング」を駆使して、ポジティブなプラス思考ができるようになりたいです!
一緒に頑張りましょう~♡